肉汁がじゅわ〜っと溢れる熱々の小籠包は台湾に行ったらぜひ食べたいもの。台北には鼎泰豊(ディンタイフォン)や京鼎樓(ジンディンロウ)のような有名店からローカルなお店や夜市のお店まで、小籠包を食べることができる店はたくさんあります。今回は台北で人気の小籠包のお店10店舗を食べ比べてみました。
鼎泰豊
台湾の小籠包と言えば鼎泰豊。小籠包の美味しさを世界中に広めたお店で台北市内に6店舗あります。観光客に大人気のお店なので食事時はいつも行列ができていますが、小籠包の安定した美味しさを求めるのであれば、鼎泰豊を選べば間違いないと思います。鼎泰豊の小籠包は見た目も美しくて、中が透けて見えるほどの薄い皮の中には肉汁がたっぷり。日本にもお店にも時々行きますが、台湾のお店で食べるほうが美味しく感じました。
京鼎樓
京鼎樓も観光客に人気のお店で、MRTの中山駅から歩いて10分くらいの場所にあります。京鼎樓は鼎泰豐で修行をされた方が出店されたお店だそうです。お茶を皮に練りこんだ烏龍茶小籠包はほのかにお茶の香りがして美味しいです。
犁園湯包館
MRT南京復興駅から徒歩2分くらいの所にある犁園湯包館の上海小籠湯包はあっさりめのスープが美味しい小籠包。小籠包以外に大餅捲牛肉(牛肉ロール)や空芯菜の腐乳炒めなども美味しいです。また、南瓜芝麻包(ごまカボチャ饅頭)や流沙奶皇包(蒸しカスタード饅頭)といった甘い饅頭も美味しいお店です。
小籠湯包には台湾ビールが合います。
饅頭の中には熱々のカスタードがたっぷり入っています。
北大行
MRTの信義安和駅から徒歩8分くらいの所にある北大行は地元の人たちにも人気のお店です。小籠包の皮は厚みがあるタイプで食べ応えがあります。中の具とスープにしっかりと味がついているので、そのまま食べても美味しいです。このお店の炸醤麺も美味しかったです。
楽天皇朝(PARADISE DYNASTY)
MRT市政府駅3番出口直結の微風信義(Breeze Xin Yi)のレストラン街にある楽天皇朝(PARADISE DYNASTY)はシンガポールからやってきた小籠包のお店。カラフルな特色皇朝小籠包八色が看板メニューです。フォアグラ、ブラックトリュフ、にんにくなど色によって味が異なる小籠包を楽しむことができます。
明月湯包
MRTの六張犁駅から徒歩10分くらいの所にある明月湯包の小籠包は少し厚めの皮の中に旨味たっぷりの具がギッシリと詰まっています。圓盅燉雞湯(チキンスープ)も美味しかったです。本店のすぐ近くに支店もあるので、本店が混んでいる時は支店に行ってみても良いと思います。
最初の1個は何もつけずにそのまま食べてみても良いと思います。
チキンスープの鶏肉はホロっと骨から外れるほど柔らかく煮込まれています。
點水樓
台北アリーナ(台北小巨蛋)の近くにある點水樓 南京店は小籠包コンテストで1位を獲得したことがある実力店。店内の雰囲気も素敵なお店です。小籠包は肉汁たっぷりで、豚肉の旨味をしっかりと感じることができます。點水樓は忠孝復興のそごうや、台北駅近くの懷寧街、郊外では桃園や三井アウトレットパーク林口などにも店舗があります。
杭州小籠湯包
MRTの中正紀念堂駅から徒歩10分くらいの所にある杭州小籠湯包は安くて美味しい人気の店です。私たちが行った時はかなり混雑していて地元の方と相席になりました。食事をしている間も次々とお客さんが入ってくるので人気のお店であることがうかがえます。小籠包以外では焼き餃子も美味しかったです。
好公道金雞園
MRT東門駅から徒歩5分くらい、永康街にある好公道金雞園の小籠包は少し厚めの皮で食べ応えがあります。肉汁もたっぷりで美味しいです。近くには鼎泰豊の本店がありますが、ローカル感を求めるのであれば、こちらのお店もおすすめです。
金品茶樓
MRT中山駅から徒歩7分くらい、京鼎樓と同じ長春路にある金品茶樓はおしゃれで高級感のあるお店です。このお店はお茶屋さんがルーツで、小籠包と一緒に美味しいお茶も一緒に楽しむことができます。店内でお茶を買うこともできるので、お土産にも良いですね。
まとめ
それぞれのお店に特徴があって、それぞれの美味しさがありますが、個人的には鼎泰豊の小籠包は別格だと思います。鼎泰豊は台北市内に数店舗ありますが、どのお店に行っても安定して美味しい小籠包を食べることができるので、初めて台湾に行く方は鼎泰豊から行ってみるのが良いと思います。
今回紹介したお店以外にも小籠包を食べることができるお店はたくさんあるので、自分好みのお店を探すのも楽しいと思います。
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